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40代・50代・60代、大人の目元の状態は顔のイキイキ度に直結!
コンシーラーで目の下のクマを隠そうとするけれど上手く隠れなかったり、アイケアを続けて頑張っているのに、なかなか効果を感じられなかったりすると悲しいですよね。
美容ひと筋25年、5万人を超える女性の美をサポートしてきた中で発見したこと。
実は、効果を感じられないというかたには一つの共通点がありました。
それは"自分のクマのタイプ"に合った化粧品ではなかった。
なかなか衝撃的な事実です。
クマ簡単セルフ診断とは?
クマは4種類あり、それぞれ原因も違えば、適切なコンシーラーの色やケア方法も異なります。
自分のクマの種類を知らないまま”自分にぴったり合う”コンシーラーやアイケアを選ぶのは至難の業。
自分のクマのタイプを知ることで、あなたに最適なコンシーラーの色やケア方法が見つかります。
さらに今回は、それぞれのクマタイプに最適なアイケアをプロ目線でピックアップしておすすめ。
まずはご自分のクマタイプをチェックしてみましょう♪
忙しいかたのために40秒でわかる「目の下のクマタイプ診断」動画を作成しました。この下に設置してあるInstagramのボタンからご覧ください。
クマの種類と見分けかた
診断する時の注意点
①暗いところでは判断しづらいので明るいところで確認しましょう。
②正面から見て分かりづらいときは斜め45度から写真を撮って確認しましょう。
①青クマの特徴
青クマは、日によってクマが薄くなったり濃くなったりします。
皮ふを優しく引っ張ってもクマの位置が変わらないかたは青クマの可能性大。
手首の血管の色を確認してみましょう。
青クマも手首の血管と同じような色、青紫っぽいまたは青緑がかった色をしています。
②茶クマの特徴
茶色っぽい色をしています。
皮ふを優しく引っ張っても色の濃さや位置は変わらず、皮ふと共に色が動く場合は茶クマに該当します。
③黒クマの特徴
黒クマは皮ふ自体に色がついているのではなく、凹凸による影がクマのように見えるのが特徴です。
天井を見上げるように顔を上に向けて、手鏡で見て確認しましょう。
クマが目立たなくなったり、消えてなくなった場合は黒クマに該当すると考えられます。
④赤クマの特徴
赤クマは、幼少期から気になっていたと仰るかたが多いです。
日によって濃くなったり薄くなることはありません。
下まぶたが赤っぽい色をしている場合は赤クマの可能性が考えられます。
クマタイプ別/原因と対策
次に、それぞれのクマの原因と対策を見ていきましょう。
原因と対策が分かると、自分に合うものや必要なものがわかり選べるようになります。
青クマの原因と最適なケア
血行不良が原因のクマです。
目の周りの皮膚はとても薄いため血液が滞ると血管が青く透けて見えます。
心当たりはありませんか?
- 睡眠不足
- 目が疲れやすい
- パソコンやスマホ長時間使用している
- お風呂につからない
- 冷え性
青クマ対策
青クマの場合は目周りだけでなく、顔や体全体も血行不良になっていることが考えられます。
生活面では、しっかりと睡眠をとり、目を酷使し過ぎないことが大切です。
適度な運動、入浴、体を温める食事を摂るなど全身の血行促進を心がけましょう。
目が疲れたときは目周りのツボ押し、アイケアは血行促進する成分が配合されている物を選ぶと効果的です。
青クマに最適なアイケア
青クマは血行促進が鍵になります。
ヘパリン類似物質、ビタミンE、プラセンタのトリプルで有効成分を配合。
茶クマ、青クマ、エイジングケアと大人の目もとの悩みをバランスよく網羅している、頼もしい一品。潤いのある明るく、イキイキとした目もとに導くアイクリームです。
茶クマの原因と最適なケア
主に摩擦などの刺激から起こる色素沈着、角質の肥厚などが原因です。
心当たりはありませんか?
- 目をこするクセがある
- 落ちにくいアイライナーやマスカラをメイク落としでゴシゴシ落としている
茶クマ対策
まずはこすらないこと!
無意識のうちに、こすっていないでしょうか?
まぶたをゴシゴシとこする習慣は、茶ぐまの原因になるだけではなく、シワやたるみの原因にもなるため、こすらないことが大切です。
ウォータープルーフタイプのマスカラやアイライナー、ティントタイプの口紅など、落ちにくい化粧品を使った日は、ポイントメーキャップリムーバーを使用するなど適切なクレンジングを行うことを習慣にしましょう。
同時に保湿ケアやUVケアを行い、色素沈着やシミを防ぎましょう。
茶クマはシミと同様に色素沈着が原因ですので、美白成分が配合されたアイケアを選ぶと効果的です。
茶クマに最適なアイケア
美白有効成分m-トラネキサム酸を配合。しかも大人の女性に嬉しいエイジングケアと茶くまを1本でWケアできるアイクリーム。
黒クマの原因と最適なケア
皮ふが薄くなったり、肌のはりや弾力が失われることによる「たるみ」や「くぼみ」が主な原因です。
早いかたで30代くらいから気になり出し、シニア世代になると目周りの筋肉の衰えにより黒クマが気になるかたが増えてきます。
年齢に関わらず、眼球を支えるクッションの役割を担う脂肪(眼窩脂肪)が厚めのかたも同様に凹凸が目立ちやすく、その凹凸の影がクマのように黒く見えます。
心当たりはありませんか?
- もともと目の下の膨らみがあった
- 年齢を重ねると共に気になりだした
- まぶたがむくみやすい
黒クマ対策
たるみによる黒クマの場合は、ハリ弾力を高める成分が配合されたアイケアが効果的です。
むくみやすい人は代謝を高め引き締める効果のあるアイケアがおすすめです。
黒クマに最適なアイケア
この成分がこんなに低価格で!?と驚いた逸品。
ひと昔まえであれば一万円以上、通称「諭吉アイクリーム」に入っていた高価な成分レチノールが高配合。
良い時代になったなぁと嬉しくなった一品。
目もと、口もとの深いシワやたるみを改善、ハリや弾力を高めふっくらとハリ肌に導くアイクリーム。
このアイエッセンス、お値段にびっくりなのですが、なんといっても目もとの肌を引き締めハリを与えるファーミング力がとにかくすごいんです。
これまでシワやくまを改善するアイケアは素晴らしいものが続々と発売されてきましたが、目もとのたるみケアに関しては、これといったものがありませんでした。
ついにキターっと興奮したアイエッセンス。
将来、目の下のたるみや、むくみが気になったら使おうと、筆者が楽しみにしている究極のアイエッセンスです。
赤クマの原因と最適なケア
眼球を支えるクッションのような役割を担う眼窩脂肪。
その目の下の脂肪の圧力により、目の周りの筋肉である眼輪筋の色が透けて見えるのが赤クマです。
赤クマのかたは、目の下の脂肪の膨らみによる凹凸の影=黒クマも見られるかたが多い傾向にあります。
心当たりはありませんか?
- 幼い頃からずっとある
- 目の下にくぼみや膨らみがある
- 目を酷使した日は目立ちやすい
赤クマ対策
赤クマは、眼輪筋という筋肉の色が透けて見えることが原因のため、残念ながらスキンケアやセルフケアで根本的に解決をすることはできません。
目を酷使して、いつも以上に気になるときは、ホットタオルなどで目周りを温めると少し和らぎます。
赤みが気になる場合は、イエロー系のコントロールカラーやコンシーラーを使用することでカモフラージュすることができます。
下まぶたがふっくらしているかたに多いため、凹凸がある場合は、黒クマのメイク方法も合わせて参考にしてみてくださいね。
クマタイプ別/最適なカバー方法
クマをカバーして目立たなくしたい、目元を明るく見せたいというかたに。
クマタイプ別のカバー方法と最適なコンシーラーを一緒に確認していきましょう。
コンシーラーを使う順番
リキッドファンデーションやクッションファンデ、クリームファンデーションの場合は、後からコンシーラーを使用します。
パウダーファンデーションの場合は、コンシーラーを先に使用します。
コンシーラーを塗った後、ヨレるのを防ぐためにフェイスパウダーで仕上げることも大切です。
コンシーラーの色選び
大人は色選びが重要。
なぜならクマを隠そうと頑張ってコンシーラーを厚く塗ると・・・時間が経った時によれたり、ひび割れたり。
よいことは一つもありません。
乾燥しやすい大人の目元は、色の力を上手に活用し、コンシーラーの量は必要最小限に。
色の力でクマの色を打ち消すことで時間が経ってもキレイが続きます。
<クマタイプ別・コンシーラーの色>
・青クマ→オレンジ
(色白さんはサーモンピンク系)
・茶クマ→ベージュや肌色に近い色
・黒クマ→肌の色より少し明るめ
クマタイプ別/カバー方法
大人の目元は乾燥しやすく、また皮膚がしなやかなので、つけすぎると小じわのように悪目立ちしてしまいます。
全てのクマに共通するコツは"最も濃い部分"を確認して狙ってカバーすること。
ご自分のクマを観察してみてくださいね。
青クマは線でカバー
青クマを自然にカバーするコツは、濃い部分を狙って『線』でカバー。
最も濃い部分を確認し、狙って塗布、ブラシの面または指の腹部分で優しくポンポンと肌に定着させましょう。
何もついていないブラシの面を使用し、周りをぼかすように優しく馴染ませます。
茶クマは線と面でカバー
まずはクマが濃い部分と、茶色く色素沈着している範囲を確認しましょう。
まずは最も濃い部分を狙って『線』状に塗布します。
次に色素沈着の気になる範囲を『面』でカバーしていきましょう。
ブラシの先端部分を使用して、皮膚の表面をさするような優しいタッチで、色素沈着が気になる範囲にコンシーラーを薄く広げます。
何もついていないブラシの面、または指の腹で優しいタッチでポンポンと肌に定着させます。
黒クマは段差の影を狙ってカバー
黒クマのカバー方法のコツは影になっている部分を明るく見せること。
目の錯覚を利用したカバー方法です。
まずは凹凸の段差を確認しましょう。
段差の低い方に明るめのコンシーラーを塗ることで、ふっくらと見えます。
かたいコンシーラーよりも、乳液状の保湿効果のあるコンシーラーがおすすめ。
不器用さんは、筆ペンタイプのコンシーラーをセレクトしてみてはいかがでしょうか。
筆ペンタイプのコンシーラーは量の加減がしやすく、また必要なところを狙って塗ることができます。
【応用編】黒クマ+別のクマ
黒クマのかたの中には、別のタイプのクマを併せ持つ方もいらっしゃいます。
この場合はコンシーラーの二色使いがおすすめです。
- まずは青クマなのか茶クマなのかを確認
- 青クマまたは茶クマからカバーします。それぞれのクマに最適な色とカバー方法でカバー
- 次に黒クマカバー、2の上から段差の低い方にかけて明るいコンシーラーをおきポンポンと馴染ませます。
赤クマは色の力でカバー
私の経験上、赤クマを気にされているかたは、目まわりの皮膚がとっても薄いかたが多い印象です。
繊細な肌もまた、そのかたの魅力のひとつですが、赤クマが気になりカバーしたほうが落ち着いたり、自分の肌に自信が持てる場合は、イエロー系やベージュ系のコンシーラーでカバーする事ができます。
ですが、肌の繊細さゆえ、コンシーラーでカバーすると目の下だけ皮膚が硬く浮いて見えたり、厚ぼったく感じるかたもいらっしゃいます。
その場合は、コンシーラーではなくスキンケア成分を含んだコントロールカラーを目の下に塗るのがおすすめ。
ファンデーションを塗る前に、目の下の赤みが気になるところにイエロー系のコントロールカラーを塗布してみてください。
使用量は、米粒3分の1ほどの極少量でOK。
指先にコントロールカラーを取り、赤味が気になるところに優しく塗り広げます。
色の力とツヤの光効果で赤クマをさり気なくカバーすることが出来ます。
まとめ
クマは4種類、ご自分のクマのタイプはいかがでしたでしょうか?
クマのタイプと原因が分かることで”自分に合う”お手入れ方法や、普段の生活のなかで気をつけると良いことを、具体的に導きだすことができました。
すぐに明るい目元を手に入れたいかたはコンシーラーでカバーしながら、クマの原因となる毎日の習慣やクセを少しずつ手放して、効果的なアイケアでイキイキとした目元を手に入れてくださいね。
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