まつ毛を長く見せたい、目を大きく見せたい
あなたが選んで使っているマスカラは、「理想の目もと」を叶えてくれていますか?
この記事では、自分にピッタリ合うマスカラの選びかたをご紹介。
そのために、自分のまつ毛のタイプを知る「まつ毛タイプ診断」からスタート!
自分のまつ毛タイプがわかると、どんなマスカラを選べば良いのか分かり、マスカラ選びの失敗を防ぐことができます。
ぜひ、マスカラ選びの参考にご覧くださいね。
まつ毛タイプ診断
①あなたのまつ毛の角度は?
まつ毛の角度をチェック。
あなたのまつ毛が上向きなのか、下向きなのか確認しましょう。
90度を基準にした場合、90度を下回ると下向き、上回ると上向きです。
【下向きまつげタイプ】
正面から鏡を見た時に、白目にまつ毛がかぶっている状態です。
【上向けまつ毛タイプ】
正面から鏡を見た時に、ビューラーで上げていないのに、クルンと自然にカールしている状態です。
日本人の約8割は下向きまつ毛
実は、日本人の約8割は「下向きまつ毛」と言われています。
【まつ毛の角度の平均】
・日本人の平均…下向きの81度
・欧米人の平均…上向きの102度
欧米人のかたにメイクをしたときを思い出すと、クルンと上向きまつ毛。
ビューラーを使わなかったケースも多々ありました。
その代わり、金色のまつ毛にマスカラをむらなく塗ることに集中したことを思い出します。
それもそのはず、日本人の平均と欧米人の平均を比べると、角度は20度も違います。
20度も違えば、見えるまつ毛の存在感が違います。
あなたのまつ毛の角度はいかがでしたか?
② まつ毛の量と太さをチェック
次にボリュームをチェック!
まつ毛の量と太さを確認していきましょう。
【ボリューム少なめタイプ】
確認するポイントは、まつ毛の間がスケスケで地肌が見えるかどうか。
まつ毛の量が少ない場合もあれば、まつ毛の量はあるけれど、まつ毛自体が細くて密度が少なく見える場合があります。
【ボリュームたっぷりタイプ】
まつ毛が密に生えていている。
ボリュームたっぷりタイプのかたは、まつ毛が密に生えていることで、目の印象が強く、目ヂカラがあります。
③まつ毛の長さチェック!
日本人のまつ毛の長さ平均6.8㎜を基準に、6.8㎜よりも短いor長いで判断してみましょう。
【まつ毛短めタイプ】6.8㎜よりも短い
【まつ毛ながめタイプ】6.8㎜よりも長い
これまでメイクレッスンを受講された生徒さんのなかには「下向きまつ毛」のため、まつ毛の存在感が目立っていないだけで「実はとても長い」というかたもかなりいらっしゃいました。
自分のまぶたに合うビューラーで、まつ毛を上げると、上げやすいのはもちろん、まつ毛の存在感がしっかりと顔を出します。
日本女性の大半は、下向きまつ毛タイプなので、実はご自分の「長いまつ毛に気付いていないだけ」というかたがとっても多いのでは?と密かに思っています。
短いのか?隠れているだけなのか?確認してみてくださいね。
あなたの、まつ毛タイプはいかがでしたか?
自分にぴったり合うマスカラの選びかた
- 自分のまつ毛の特徴を知る
- マスカラの種類と特徴を知る
- なりたい自分像をイメージする
- なりたい自分像を叶えるマスカラを選ぶ
ご自身のまつ毛の状態が把握できたら、次はマスカラ選び!
一緒にマスカラの種類と特徴を整理していきましょう。
まつ毛の状態と合わせて、自分にはどのタイプのマスカラが合うのか?擦り合わせながら読み進めてみてくださいね。
マスカラの種類と特徴
マスカラは大きくわけて3タイプあります。
- カールタイプ
- ロングタイプ
- ボリュームタイプ
近年では「カール&ロング」「カール&ボリューム」といったように、2つの効果を併せ持つマスカラも増えてきました。
まつ毛が下がりやすい人、下向きまつ毛でカールをキープしたい人は、カール効果を兼ね備えたマスカラの中から、さらに「なりたいまつ毛」によってロングorボリュームから選ぶことができます。
カールタイプ
一般的に、「カールタイプ」のマスカラは、まつげを上向きにキープする効果があります。
上向きのまつ毛は、目をぱっちりと見せ、可愛らしさを演出したり、目もとをリフトアップして若々しさを演出してくれます。
カールタイプのマスカラは、上向きをキープしてくれるだけでなく、マスカラ液がダマになりにくいため、上品な仕上がりを求めるかたや、メイク初心者さんにもおすすめです。
ロングタイプ
「ロングタイプ」は繊維が入っているタイプのマスカラです。
繊維の効果でまつ毛を長く見せることができます。
派手になり過ぎず、フサフサと印象を与えてくれるので、少し華やかにしたいかたにおすすめです。
ボリュームタイプ
「ボリュームタイプ」のマスカラは、まつ毛に太さと濃さをプラスし目ヂカラをアップしてくれます。
まつ毛の本数が少ないかたや、まつ毛が細いかた、目力重視のかたにおすすめです。
ボリュームタイプのマスカラは、マスカラ液をたっぷり含みやすいブラシが特徴です。
まつ毛をボリュームアップしやすい反面、ダマになりやすい傾向があります。
まつ毛用コームがあると便利です。
まつ毛の表現と可能性
「まつ毛は上げなければいけない」という固定観念にしばられることなく、もっと自由にメイクによる自己表現を楽しんでほしい。という気持ちを込めて…
最後にわたくしから、「まつ毛を上げるという選択肢もあれば、上げないという選択肢もある」という考えをお話しさせてください。
まつ毛を上げるという選択肢
まつ毛を上げると、瞳に光が入ってキラキラと輝いたり、目もとをリフトアップして魅せたり、まつ毛の広がりにより、目が大きく魅える効果があります。
これらを望むかたは、まつ毛を上げて、カール効果のあるマスカラでキープすることにより、理想の目もとが実現します。
まつ毛を上げないという選択肢
まつ毛を上げない「下向きまつ毛」の有名人といえば、わたしは壇蜜さんの顔が思い浮かびます。
簾(すだれ)まつ毛と呼ばれる、下向きのまつ毛は、瞳に影を落とし、憂を帯びた印象を与えます。
まつ毛を上げると『動』の明るいイメージ、まつ毛を上げない『静』のしっとりとしたイメージ。
あえて上げないという選択肢も表現のひとつ。
どちらも素敵ですよね。
もしかしたら壇蜜さんは「あえて」まつ毛を上げていないのかもしれません。
セルフプロデュースの一環かもしれない…芸能人を観察しながら妄想する由比でした。
あとがき
たかがまつ毛、されどまつ毛。
まつ毛を上げたり、長さを足したり、時にはボリュームアップして目ヂカラを強化したり、目もとの印象は自由自在です。
まずは、自己分析。
ご自分の「特徴をしっかりと捉える」こと。
そして「どんな風に魅せたいのか」、メイクのゴールイメージを決めること。
この2つをセットで考えると、最短であなたらしい魅力を高めることができます。
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